自動販売機が募金箱に? ジュースを買ったついでに、募金もできちゃう自動販売機が登場しました。
募金の拡大につなげようと始まったこの試み、「いつでも簡単に募金ができる」と既に評判も上々です。
さてさてどんな自販機なのでしょう。
一見すると普通の自動販売機ですが、硬貨の投入口の上に「10円」と「100円」の2種類のボタンがある点に注目してください。
ここは募金のボタンです。ジュースを買った後、押した回数分の金額が募金になり、それを差し引いた釣り銭として戻ります。
たとえば、150円を入れ、ジュースを1本買い、10円ボタンを4回押せばお釣りの40円分が寄付できる仕組み。
ジュースを買わずに募金だけする自動募金箱としても使え、もちろん、募金なしでジュースだけを買うことでもOK!
という手軽さが画期的です。
募金をすると「ありがとうございます!」と自動音声が流れるなど細かいも配慮もされています。
4月26日には、その第一号が仙台市の東北福祉大学に設置され、急速に全国に浸透しつつあります。
また集められた募金は、NPO法人ハートフル福祉募金が集計し、赤い羽根でおなじみの茨城共同募金会を通じて、
各種福祉、社会事業団体に配分され社会福祉、地域福祉など共同募金会を通じ、社会福祉支援に活用させていただいております。
募金の用途?
参加するのは赤い羽根募金(共同募金)です。募金の使途は以下のサイトで公開されています。
→ 赤い羽根データベース「はねっと」 akaihane.or.jp/hanett/
設置後は?
自動販売機なので24時間利用可能。飲料の補充などの管理はNPO法人に指定された業者のスタッフが行うため、
運営に手間を取られません。誰でも気軽に募金ができます。自販機の電気使用料金の負担だけで設置ができるため、
CSR推進の一環としてオフィス・工場のほか、学校・病院、公共施設などにも設置されています。
福祉貢献?
設置するだけでできる社会貢献です。協賛する飲料メーカーや設置先様が販売本数に応じて共同募金へ寄付をしますので、
利用者の方に飲料を買っていただくだけで寄付されます。また、利用者の方が直接募金することもできます。
またNPOの運営経費は自販機運営会社(オペレーター)が負担しており皆様からお預かりした募金は全額寄付する仕組みに
なっています。